が、所詮は電力を全く消費しないせいか、部屋の温度を下げるまでには至りませんでした。
そして現在においても、エジプト北部のキーナ市では家庭で使う水は冷やすために壺に入れられる | 右の写真は「N+」における同システムのデモンストレーションである |
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これは、体についた水滴が蒸発するときの気化熱によるものです | つまり、物質は 蒸発するときは多量の熱を周囲から奪い、 凝縮するときは多量の熱を周囲に放出するということになります |
そして、ここでエネルギー=熱、と思ってもらってOKです | 水槽用クーラーだと本体価格だけで小さなものでも10,000~20,000円以上しますし、循環器機材なども購入するとかなりお金がかかってしまいます |
そのため炎天下の時間帯を避け、気温が上昇する朝や気温が下がりだす夕方に打ち水をすることで効果を発揮するようです | 実際、アッバの生まれた村にも素焼きの壺の伝統があり、アッバは祖母が壺を冷やすために周りを濡れた砂で覆っていたことを覚えていると話している |
水をまいているのにあまり濡れないのは、霧状(非常に細かい水滴)にすることで表面積を増やし、蒸発しやすくしているためです | ベランダの温度 先日購入した |
こうした、地域に伝わる技術をさらにシンプルな形にして、冷却効果を高めるように改良されたものが、アッバの「ポット・イン・ポット」である | クーラーが故障したときのサブ用で持っておいても損ではない商品です |
水の蒸発は100度で起こるなんて言われますが、単に自然界(1気圧)では、それだけのエネルギーがあれば水の大部分が気体になれると言うだけで、100度以上でもこっそり液体になって、すぐに気体に戻ったりしています | 気化して体積が急激に膨張した冷媒は、冷媒供給用の配管と受熱面の間のわずかな隙間を通過する際に高速ジェット流となって周囲に拡散する |
気化熱によって約5度ぐらい熱が奪われたということですね | この高速ジェット流が、まだ気化していない冷媒を巻き込む形で受熱面のスリット構造の表面に沿って高速で流れて冷媒の気化を促進する |
受熱部で冷媒が気化すると、逆止弁にかかる圧力が高まって閉じるので、冷媒の滴下が止まる | もちろん温度が上昇していきます |
排熱 排熱がないため、室温に影響しない | -7度以上も可能 |
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「」のような空調を実現するためには空気を温めたり、冷やしたりする必要があります | 冷却するのは水だけではなく、野菜や果物にも及ぶ |
また、インドの一部の地域では、素焼きのレンガを濡らして作った長方形の箱が食品保存に使われている | 2度でした |
(クリックで拡大) 出典:パナソニック エコシステムズ 同システムの中核部品になるのが、高速ジェット流を発生させる受熱部である | まずは水が蒸発しやすい場所に蒸発しやすい状態にしなければなりません |
メントールを使った冷点刺激 冷感利用 (例) 、 ちなみに、4番のメントールは 「冷たく感じる」と言うだけで、冷やしてはいません | ただし、こちらの場合は、液体が勝手に固体になることはほぼありませんので、遊びまわっている気体の連中とはわけが違います |
猛暑日が増えてきた日本では水温が30度を超えることも珍しくなく、 酷暑で魚たちが弱ってしまうケースが増えてきています | 水温を下げるアイテムとしては水槽用クーラーの方が有名ではありますが、比較すると冷却ファンの方が安価なため、特に個人宅では採用されることが増えています |
しかし特筆すべきは、類似したあらゆる伝統土器のなかで、これほどの簡便さと冷却効果を兼ね備えたものはないということ | 冷媒の循環にポンプなどの電力を使用する機器が不要なことも特徴である |